ThinkPad T460sの筐体外観について解説&レビュー
ThinkPad T460sをしばらく使ってみましたので、まずは外観写真やその特徴などについて詳しくレビューしたいと思います。
旧モデルのThinkPad T450sと比較して大幅に軽く、また薄くなったT460sですが、実際に手にして見るとその薄さ・軽さに感動してしまいました。 T450sでも十分に軽いと思っていましたが、それでも最小で1.5kgを超える程度の重さはあったので、いかに今回のモデルが軽量であるかが実感できます。 仕様によると厚みが16.9-18.8mm、重さに関しては最小重量だと約1.36kgです。 今回のモデルはディスクリートGPUを搭載するモデルですが、実測でも約1.33kg位でした。 14型のX1 Carbonはこれよりもさらに薄く軽いわけですが、T460sは大容量のメモリを搭載できる事、 またディスクリートGPUを搭載する可能性があるなどの理由より、ThinkPad X1 Carbonよりも冷却面に気を配る必要があります。 そうでありながら、この薄さ・軽さを実現しているという所がすごいです。 ThinkPad T460sの外観 14型でも余裕でバッグに入る
ThinkPad T460sの外観を写真を用いて解説します。
写真を見ただけでもその筺体のコンパクトさは良くわかると思いますが、実際に手に取ってみるととても軽く、これ本当に14型ノートだろうかと疑ってしまうくらい。 14型の ThinkPad Tシリーズは結構昔・・Core 2世代のモデルを持っているのですが、その頃のPCと比較すると比べものにならない位薄く、スタイリッシュな雰囲気のモデルへと進化しています。 トップパネルには、他のシリーズと全く同じだと思われるThinkPadデザインが採用されています。 パネル表面はサラッとした質感となっており、手触りが良いです。 最近、Lenovoのロゴデザインが少し変わったので、そのロゴのデザインのみ変更されてはいますが、他はどこからどうみても従来からのThinkPadです。 このデザインは遠くから見ても、それとわかります。 ThinkPadのロゴ。 赤い点は電源オン時、LEDが光ります。 点だけ赤いのは、トラックポイントをイメージしているのかなと勝手に思っています。 新しくなったLenovoロゴ。 ちょっと垢抜けた感じになりました。
全体のスタイルはこんな感じです。
スッとした立ち姿が綺麗です。 12.5型のX260も小さくコンパクトですが、ここまでスリムには見えません。 T460sは画面サイズが大きく幅がある分、余計にスリムさが際立って見えるのだと思います。 特にディスプレイの薄さが際立っています。 ディスプレイが薄いと、開閉時やカバンの中で圧迫された場合などに液晶が撓んで割れてしまったりしないかと心配になりますが、 素材や構造の工夫なのか、開閉時のディスプレイ部のたわみも小さく、普通に使っていて破損してしまうような事はまずないでしょう。 ヒンジもしっかりと安定している感じであり、安心して利用できます。 おなじみ、180度開くディスプレイの構造も取り入れられています。 人によっては、この構造意味あるの?と思われる方もいると思うのですが、 このディスプレイの構造、外部モニターなどに画面を出力してPCを利用する場合にかなり便利なのです。 私は外部モニターを利用する場合には、ノートPCのモニターは使用しないため(画面サイズが違うと両方のモニターを行き来する場合に視線の移動距離が大きく、長く作業をすると目が疲れる為)、 外部のモニターのみを閲覧しながら ThinkPadのキーボードをたたくのですが、 ノートのディスプレイが180度開かない構造だと、外部モニターを閲覧する場合にノートのディスプレイが邪魔になる事があり、利用中ずっと気になります。 あまり上記のような使い方をされる方は多くはないのかもしれませんが、この180度開閉が可能なディスプレイは私にとって欠かせない構造となっています。 企業での利用などだと、テーブルの向かい側にいる人にノートPCの画面を見せたり、複数人で画面を閲覧する場合などに便利な構造なのだと思います。 筐体左側のインターフェース。 電源入力、USB3.0端子、オーディオ入出力端子、SDカードスロットと言う内容です。 正面・背面には何もありません。 筐体右側。 スマートカードリーダーやUSB3.0端子、Powered USB 3.0端子、MiniDisplayPort、HDMI、RJ-45、セキュリティー キーホールと言う内容です。 SIMスロットが並んでいますが、日本向けの製品にはWWANの構成は提供されていないため、このスロットは利用できません。 あとスマートカードリーダーは、カスタマイズによる選択となります。
T460sの薄型筐体では、インターフェースの内容はかなり充実していると言ってもよいのではないでしょうか。
LAN端子まで搭載されています。
電源入力のコネクタは、最近のモデルではおなじみとなった角型です。 USBのような形状をしていますが、USBのように差す方向を気にする必要はありません。
筐体外観については以上です。
キーボードや液晶、筐体の分解等については、また追々掲載していきます。
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