ThinkPad T470sが登場! 早速実機に触れてきました!実機に触れてきたので、写真と共にご紹介いたします。 新モデルといっても、見た目は旧モデルのT460sと殆ど変わりませんが、CPUが第7世代に進化し、一部ポートや機能、構成内容が変化。 さらにLTE対応となるなど、製品としての変化は小さいながらも魅力のある内容となりました。 T460sと同じく、スリムかつ軽量を特徴とするモデルであり、 大きめの画面を搭載したモバイルノートを必要とする方に向いています。 軽量と言っても14型サイズだとそれなりの重量になるのでは?と思われる方もおられるかもしれませんが、 T470sは最小重量約1.32kg~と、12.5型のXシリーズ以下の軽さを実現しており、モバイルノートとしてはとても活用しやすい製品です。 そのような薄型軽量のモデルでありながら、構成は最大で第7世代のCore i7を搭載できる他、最大24GBのDDR4メモリやSSDを搭載できるなどハイパフォーマンス。 一般的なビジネス用途への利用で、不便を感じる事はまずないでしょう。 さらにバッテリ2基の搭載で長時間の駆動が可能となるなど、低~中価格帯のビジネスノートとしては申し分のないモデルだと言えます。 T460sのバッテリの持ちの良さには感動しましたが、新モデルはより省電力なKabylakeを搭載しており、 さらにバッテリの持ちはよくなっているようです。 ThinkPad T470s スリムなボディをチェック!
T460sと同じく、ThinkPad T470sには14型ノートとは思えない薄さ、軽さのボディが採用されています。
というか、T460sと同じです。 最近は軽く薄い法人向けのノートも増えてきましたが、14型サイズで1.32kgという軽さを実現するなど、このサイズのビジネスノートとしてはかなり優秀だと思います。 私自身、その軽さに感動してT460sを購入したのでした。
【ThinkPad T470sの厚みと重量】
最新(2017年版)のThinkPad X1 Carbonと比較すると、やや厚みも重さもあるものの、
拡張性などはT470sの方が勝っており、多くのユーザーに使いやすいと思います。
ThinkPad T470sです。
といっても、遠目に見ると T460sと全く変わりません。
ボディ右側。
スマートカードリーダー(カスタマイズ)、USB Type-C(Thunderbolt3)やUSB3.0端子が2基、HDMI出力端子、RJ-45、SIMスロットセキュリティケーブル用のスロットが並んでいるのが見えます。 SIMスロット、T460sにも搭載されていますが、モジュールがなく利用できない状態でした。しかしT470sでは、WWANありの構成を選ぶことができます。 外出時に、格安SIMなどを利用してノートPCをネットにつなげたいというような方には、非常に魅力が大きいのではないでしょうか。
T460sに搭載されていた Mini Displayportの代わりに、USB Type-C(Thunderbolt3)端子が搭載されました。
ボディ左側です。
ACコネクター、USB3.0、マイクロフォン&ヘッドフォン・コンボ・ジャック、4 n1メディアカードリーダーという内容です。
キーボード。
写真のモデルは英語版のキーボードを搭載していますが、標準では日本語キーボードが搭載されます。 ボディが薄いのにもかかわらず、ストロークが深く(聞いたところだと2mm)、従来と変わらず操作がしやすいキーボードですが、 ファンクションキーの機能が一部変化しており、前モデルよりも機能面で使いやすくなっているのではと思います。
T460sにはなかった、ファンクションキーの星マーク。
こちら、ユーザー定義キーと呼ばれるキーで、アプリケーションやウェブサイトの起動といった機能を割り当てることができます。 CtrlやAlt、Shiftなどのキーを組み合わせることにより、複数の機能を割り当てられるのだとか。
ユーザー定義キーの機能設定は、Lenovo Settingというプリンストールされているアプリケーションから行えます。
割り当てられる機能は、アプリケーションの起動や、ファイル、Webサイトを開いたり、
キー入力やテキスト出力といった一般的なものです。
先に述べたとおり、ユーザー定義キーは1つしかありませんが、CtrlやAlt、Shiftなどのキーを組み合わせることで複数の機能を割り当てることができます。 使い方によっては結構便利かもしれませんね。 ThinkPad T470s 構成は従来機と比較してやや変化
T460sと、ThinkPad T470sの構成面での大きな違いは、CPUの世代が異なる部分です。
T460sにはSkylake世代のCPUが搭載されていましたが、T470sにはKabylake世代のCPUを搭載。 Skylakeでも十分に省電力でしたが、Kabylake世代のCPUを搭載する他の製品を使ってみた限りでは、確実にバッテリの持ちは延びており、加えてCPU内蔵グラフィックスの性能も若干向上するなど、使用感は確実によくなっていると思います。 あと、総合的にみるとマイナーアップデートという感じのT470sではありますが、LTE対応となった点は大きいです。 聞いたところでは ThinkPad X1 CarbonとX1 Yoga、そして今回のT470s、X270、Yoga 370にLTEの選択肢が追加されるそうです。 旧モデルを買ったけれど、LTE機能が付いたから新モデルを買いたい、というユーザーはおられるでしょうね。
なお、T460sで選べた外部グラフィックスの選択肢は、T470sでは選べません。
ただ個人的には、外部グラフィックスを搭載したからといって大幅にパワーアップする感じではなかったので、 それがなくなってもあまり気にはなりません。
ACアダプターは従来タイプのアダプターに加え、カスタマイズでUSB Type-C用のアダプターも選択できるようです。
今回のThinkPad T470s、T460sと比較して変化は大きくはないものの、 さらに磨きがかかった内容で魅力は大きいといえます。
なお、現時点ではまだT460sも販売されています。
ざっと見たところでは、同じような構成であれば定価はあまり変わらないようですが、 割引率の高いクーポンが提供されているため、選ぶモデルによってはかなり安く買えるようです。 もし、LTE機能などが不要なのであればT460sを選んだ方がコストは抑えられるでしょう。 ただ、外出時の利用が多いのであれば、LTE機能を選べる T470sを選んだ方が後々便利だと思います。 購入の際はEクーポンを要チェックです。 |